高額当選者のその後を追ったある取材記事によれば、当選後すぐに家族や専門家に相談した人ほど、数年後には手元に何も残っていないケースが多いという。
一方で、誰にも相談せず、自分の頭で調べ、自分の判断で使い道を決めた人は、不思議と当選金を守り抜いている――そんな傾向が語られている。因習深い土地では、こう言われているそうだ。
「金は、人に委ねた瞬間に逃げていく」
もちろん、これは統計的な裏付けのある話ではない。当選金の使い道に関する助言そのものが悪いわけでもないだろう。それでも、なぜかこの手の話には「相談した者から先に失っていく」という共通の型がある。偶然にしては、少し出来すぎている気もする。